大分県(柱列式地盤改良工)(壁部・底部の止水工事)

07a
海抜0m地域にての下水道管敷設工事になります。
管の高さは海抜以下となり水の混入が酷い為、止水目的にて地盤改良工事を行いました。
工事内容
下水道管敷設工事
改良種類
WIPE工法 (壁部及び、底部改良)
目的
掘削時の止水、掘削側面の倒壊防止、地盤沈下防止

詳細説明

07b
改良完成度を確認する為、土留めを入れずに掘削した写真です。
止水性が向上し、底部も改良してある為下から水が湧きあがる事も無く、マンホールや下水道管敷設が容易になります。
壁部は、ある程度の強度が在り、埋め戻しのとき土留め撤去時の土の寄りを防止し、地盤沈下などを防ぐ効果があります。
また、サービス管設置の時、壁部はバックホウ等で簡単に壊す事が出来る為配管設置に支障が出る事はありません。
05c
●地下水位が高い場合
●ボイリング等の計算をしても止水できない場合
●漏水による地盤沈下や、
 土留め撤去時に発生する沈下を防止したい場合
●建物などの構造物に隣接して掘削する場合
●マンホールなどの、地下構造物が沈下する可能性が在る場合
 に採用されています。